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2023.04.10

WING

川崎重工航空エンジン部門、今年度から次世代工場の絵図本格検討

 情報管理・業務プロセス一体化の基幹システム構築も

 川崎重工業航空エンジンディビジョンのディビジョン長に、昨年4月から新たに三島悦朗ディビジョン長(執行役員)が就任した。三島ディビジョン長の下、新型コロナパンデミックの影響から脱却を目指し、生産量の回復図りつつ、更なる成長を視野に入れる。その航空エンジンディビジョンでは2023年度から、いよいよ次世代工場の絵姿を本格的に描いていく方針を固めた。
 三島ディビジョン長は「我々のディビジョンに何が最適であるのか、しっかりと考えながら次世代工場の絵姿を描いていく」とコメント。さらにエンジン生産総括部の松崎祐司総括部長(理事)も「スマートファクトリーの取り組みは一段進んでいる」とコメント前置きしつつ、「全社的にもプラットフォームを整備する動きがあるため、我々にとって何が最適なのかということを、2023年度から組織的かつ本格的に検討する」ことを明かした。

※写真=三島ディビジョン長

※この記事の概要
・三島ディビジョン長の舵取り
コロナ経て人が集まりにくく?
 多能工化加速、教育体系も改革 など