ウイングトラベル
トルコ共和国建国95周年レセプション開催
イスタンブール新空港開港、日本から観光促進期待
駐日トルコ大使館は10月29日、大使館公邸に旅行業界を含む政界・財界・文化界の日本・トルコ友好協力関係者を招き、建国95周年の祝賀レセプションを開催した。開催に当たり、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領からのメッセージが読み上げられた。
同大統領は、建国95周年に当たり、建国に尽くしたすべての人々に感謝するとともに、同国が築いた「先進的な民主主義体制と堅調な経済構造の歩みが、我が国の明るい将来を照らす」とし、同日開港したイスタンブール新空港ものその一つと強調した。
ハサン・ムラット・メルジャン駐日トルコ大使は、1890年のオスマン・トルコ海軍のエルトゥールル号の串本沖合海難事故から、トルコ共和国建国、日本トルコ外交関係樹立、今日に至る「トルコと日本両国の友情の絆の歴史」を紐解き「トルコと日本は完璧な友好関係にある。両国との関係は戦略的パートナーシップのレベルに引き上げれられ、様々な協力関係が実現した。来週には外務大臣が日本を訪問し、経済と開発協力を重要な柱として、トルコ日本経済連携協定の早期締結をめざして努力を続けていく」と語った。
まだ、同大使は2019年は「日本におけるトルコ年」として様々な文化・観光事業が開催されることを指摘。東京、京都などでの展示会の開催で、トルコの魅力を訴求するとともに、日本からトルコへの観光促進を期待した。
来賓として出席した二階俊博自民党幹事長・日本トルコ友好議員連盟会長・全国旅行業協会会長は、「建国95周年おめでとうございます。日本とトルコ、トルコと日本がこれからも長きにわたる友好を祈念する」と祝辞を述べた。
※写真=トルコ建国90周年の祝辞を述べる二階自民党幹事長(右)とメルジャン駐日トルコ大使(左)。二階幹事長自ら演台に和歌山みかんを供える。