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エンブラエル、NATO向けA-29Nを発表
NATOニーズに焦点、受注獲得へ本腰
エンブラエルは4月12日(現地時間)、開催中の防衛見本市「LAAD Defence & Security 2023」において、北大西洋条約機構(NATO)仕様となる「A-29Nスーパートカノ」を発表した。これはNATO諸国のニーズに焦点を当てた機体で、新しいデータリンクやシングルパイロットなど、NATOの運用要件を満たすための装備や機能を搭載する計画だ。
エンブラエルはこれらの機能により、例えばJTAC(Joint Terminal Attack Controller)訓練ミッションでの運用が可能になるなど、同機の採用可能性がさらに高まると自信をみせる。また、訓練装置に関しても仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)技術を導入した最新のものとするという。
※この記事の概要
・汎用性に優れたA-29、世界260機以上の納入実績 など