記事検索はこちらで→
2023.04.14

WING

森下陸幕長、ヘリ事故で住民の心配に陳謝

 散乱した機体部品「通常の着水ではなかった」

 陸上幕僚長の森下泰臣陸将は4月13日の会見で、沖縄県宮古島周辺で発生した陸上自衛隊第8飛行隊のUH-60JAの事故について、海・空自衛隊のほか海上保安庁、警察、消防などの機関が協力して墜落機の捜索と搭乗していた10人の陸自隊員の救難活動を行っていると説明した。13日の会見時まで、航空機6機、艦艇3隻、陸自隊員260人が捜索に当たったが発見には至っていないとし、「搭乗員のご家族の心痛はもちろん、宮古島の住民の皆様をはじめ、国民の皆様に多大なご心配をおかけした。心よりお詫び申し上げる」と陳謝した。
 当日夜には、海自艦艇が海中で機体の一部とみられるものを発見した。隊員と思われる姿も確認したという。14日にも確認を行った上で、引上げ作業が行われることになる。