ウイングトラベル
スマホでの旅行予約購入、宿泊施設は27.7%
JTB総研調査、航空券も2.1ポ増の12.6%に
JTB総合研究所がまとめた「スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査(2018)」によると、スマートフォンを利用して旅行商品の予約・購入をした人の割合は、前年比2.1ポイント増の47.3%とさらに増加した。2013年時点では19.4%だったが、その後の5年間で5割近くまで拡大し、スマートフォンが旅行予約の主な手段のひとつになったことがわかる。
スマートフォンで予約購入した旅行関連商品の内訳をみると、「宿泊施設」は2017年調査の25.2%から27.7%へとさらに高まった。レストラン予約は4.5ポイント増の15.8%、国内ツアーは1.7ポイント増の15.7%、航空券は2.1ポイント増の12.6%など、いずれもスマホでの予約購入は伸びている。一方で、海外ツアーについては前年並みの1.2%にとどまった。
JTB総研では、航空券や宿泊施設の購入割合もそれぞれ増加していることから、ツアーではなく宿泊先や交通手段を別々に予約購入する個人型旅行が増えていることが背景にあることが考えられるとしている。
※写真=スマートフォンで予約購入した旅行関連商品の推移(JTB総研調査結果より)