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2023.04.18

WING

日揮HD、企業・家庭の廃食油集めSAFに

企業・個人もできる参加型資源循環の場を提供

 日揮ホールディングスは4月17日、国内資源循環による脱炭素社会実現に向けたプロジェクト「Fry to Fly Project」をスタートした。全日本空輸(ANA)や日本航空、ボーイング・ジャパン、関西エアポートなど、計29の企業・自治体・団体が参画している。
 日揮ホールディングスは、脱炭素社会の実現に向けて、個人や企業自らが脱炭素化への取り組む機運が高まっているものの、こうした意志を具体的な活動に結びつけていける機会が限られているのが実態だと指摘。そこで「Fry to Fly Project」では、個人や自治体、企業が持続可能な航空燃料(SAF)の原料となる家庭や飲食店など身近なところで発生する廃食用油の提供を通じて、日本国内における資源循環の促進に直接参加することのできる場を提供することを目指す。

※この記事の概要
・「Fry to Fly Project」の進め方
・ スシローらも廃食油提供!年90万Lの廃食油見込む