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2023.04.19

ウイングトラベル

★「ステークホルダー・ツーリズム」キーワードに

 星野リゾート、長期滞在や地方の自然観光など推進

 

 星野リゾートは4月18日に恒例のプレス発表会を開催し、今後の新規開設予定施設の紹介や観光分野の今後の方向性について説明を行った。発表会の場で同社の星野佳路代表は今後の観光に求められる姿として観光事業者だけでなく、地域コミュニティや訪問する観光客を含めて新たな価値観を訴求する「ステークホルダー・ツーリズム」がキーワードとなってくると指摘。需要の平準化や連泊の推進、さらに地域における観光人材の育成に注力し、地域の活性化や環境対策の推進につながる旅のスタイルを実現することが重要であると指摘した。さらに、訪日外国人旅行者6000万人の実現を目指す上では「一層の地域分散が必要」であるとして、自然をテーマとした観光素材の磨き上げなどを通じて新しい観光の姿を目指していくべきであるという考えを示した。

 

 訪日インバウンド「5〜8割回復」
 コロナ前の課題解決しながら、需要回復を