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2023.04.20

WING

オーストリア航空、長距離線機材を787-9に刷新

777・767を代替、28年までに10機導入

 オーストリア航空は787-9型機を導入して、フリートの近代化を進める方針だ。同社によれば、2024年に最初の787-9型機を受領する計画で、2028年までに計10機の787-9型機を導入する。
 同社は2028年までに777型機および767型機といった長距離線機材を787-9型機へと更新する。これらの機材はルフトハンザグループから順次導入し、オーストリア航空のフリートの若返りが進むことになる。
 オーストリア航空のアネット・マン最高経営責任者(CEO)は「ドリームライナーによって、新しい時代、そして成長への道を歩むことになる」とコメント。フランチェスコ・スキオルティーノ最高執行責任者(CCO)も、「オーストリア航空は787-9型機という市場で最も革新的な長距離路線の機種の一つを手に入れることができる」との認識を示すなど、新たに手にする787-9型機によって、成長軌道を描いていくとした。

※画像=オーストリア航空の777-200ER。787-9型機へと更新する(提供:オーストリア航空)