ウイングトラベル
★MSCクルーズ、日本事業を一段と強化
日本発着クルーズの通年運航を決定
欧州の大手クルーズ船会社であるMSCクルーズは4月28日、客船「MSCベリッシマ」内で日本法人設立15周年記念イベントを開催した。イベントの席上で同社のジャンニ・オノラートCEO(最高経営責任者)は新型コロナウイルスの影響で3年余りにわたって運航停止を余儀なくされた日本発着クルーズの再開を喜ぶとともに、「グローバル市場の拡大に向けてアジアの存在が欠かせない」とし、日本を含めたアジア市場について引き続き強化していく方針を示した。また、MSCクルーズジャパンのオリビエロ・モレリ代表取締役社長は、日本のさまざまな関係者の支援のおかげでコロナ禍を乗り越えることができたと関係者に感謝の意を示した上で、2024年1〜3月に那覇発着のクルーズを新たに実施することを発表。日本発着クルーズの通年運航化を実現することを明らかにした。
オノラートCEO、新造船導入など積極的に事業拡大
アジア市場のクルーズ再開「熱望していた」