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ニュージーランド航空、睡眠ポッド「スカイネスト」が徐々にベールを脱ぐ!
価格は400~600ドル想定、時間毎のセッション制採用へ
ニュージーランド航空が検討を進めてきたエコノミークラス向けの睡眠ポッド「スカイネスト」の詳細が明らかになった。同社は2024年9月以降、まずはオークランド-ニューヨーク線とオークランド-シカゴ線の2路線に「スカイネスト」を導入することを決めた。同社が2024年に予定の787型機に搭載する。
ニュージーランド航空は「スカイネスト」の構想を2020年に公表。それ以降、大きな注目を集めてきたが、今年6月には2024年に導入する787型機に実装することを明らかにするなど、具体化に向けた準備を進めてきていた。この「スカイネスト」の設計・開発はニュージーランド国内で行い、ボーイングの施設で改修が施される。
ニュージーランド航空によれば、「スカイネスト」は6つの睡眠ポッドで構成したスリープゾーン。長距離移動の際、エコノミークラスの旅客がゆったりと横になって眠ることができる。その利用はセッション制(時間制)のようで、現段階では予約方法や価格は決定していない。ただ、4時間で約400~600ドル程度の範囲で検討が進めていることを明かした。