エミレーツ航空、ドバイ発便の大半の旅客をモバイル搭乗券に

大量の紙ごみ削減、旅客のプロセスをデジタル化加速

　エミレーツ航空は5月15日以降、ドバイを出発便の多くの旅客を対象に、紙の搭乗券ではなく、モバイル搭乗券利用とすることを発表した。ドバイ国際空港のターミナル3でチェックインした旅客には、EメールもしくはSMSでモバイル搭乗券を送信する。オンラインでチェックインした旅客には、搭乗券をApple WalletまたはGoogle Walletに読み込ませるか、エミレーツ航空アプリで搭乗券を取得することができるようにする。さらに、チェックインした手荷物のレシートについても、旅客に直接Eメールで送信するか、エミレーツ・アプリで入手することができるようにする。これにより、同社がこれまで取り組みを推進してきたデジタル化を加速したい狙いだ。

※写真＝ドバイ発便の多くの旅客を対象にモバイル搭乗券化へ。大量に発生する紙ごみの削減、デジタル化を加速する（提供：エミレーツ航空）