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浜田大臣、シャングリラで対立と協力の岐路主張
ロシア侵略容認しない国際社会、関係国との調和へ
シンガポールで開かれた第20回アジア安全保障会議、いわゆるシャングリラ会合は6月4日に閉幕し、参加した浜田靖一防衛大臣が関係国やパートナー国との会談を通じて、アジア太平洋地域の安全保障環境や防衛協力など意見交換した。日本が世界へ伝えたいメッセージとして浜田大臣が行ったスピーチでは、国際社会が現在“対立・不和”と“協力・調和”との岐路に立っているとして、ロシアによるウクライナ侵攻や、東シナ海・南シナ海での力による一方的な現状変更に触れ、同盟国や同志国との結束によって地域課題を平和的に解決できると主張。後年に2023年が“協力・調和”へ向かったターニングポイントだったといわれる時代をつくろうと呼びかけた。
※写真=シンガポールのシャングリラ会合でスピーチする浜田防衛大臣(提供:防衛省)
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