★持続可能な観光へ好循環の仕組みづくり本格始動

　観光庁が調査事業と受入環境整備の支援エリア選定

　観光庁は日本国内における持続可能な観光地域づくりの推進策の一環として、観光利用と地域資源の保全を両立させるための仕組みづくりに向けた活動を本格展開する。このほど「サステナブルな観光に資する好循環の仕組みづくりモデル事業」の実証エリアを18地域選定した。また持続可能性を核とした日本ならではの世界的価値の創出を目的とした「訪日外国人旅行者周遊促進事業費補助金」の交付を行う4つの計画を採択した。政府は今年3月に策定した2025年度までの観光立国推進基本計画において国際的な評価を獲得した持続可能な観光地域を全国100地域まで増やしていくこととしており、この目標の実現に向けた動きを本格始動することとなる。

　サステナブル観光の世界的価値創出実現へ
　訪日インバウンド回復関連予算の一部を充当