日米拡大抑止協議を東京で開催

日米防衛・外務事務レベルが出席

　日米拡大抑止協議が10月29日から31日まで東京で開催された。日本側からは石川防衛省防衛政策局次長、船越外務省北米局参事官らが、米側からはクラーク国防長官府核・ミサイル防衛政策筆頭部長、ディナノ国務省軍備管理・検証・遵守局次官補代理らが出席した。
　日米拡大抑止協議は、日米安保・防衛協力の一環として、いかに日米同盟の抑止力を強化するかについて、率直な意見交換を行うものであり、米国から抑止力（核の傘）の提供を受けている日本が米国の抑止政策および複雑化する安全保障環境の下での政策調整のあり方について理解を深める場として機能している。