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2018.11.06

WING

日米合同委員会、座間・嘉手納など米へ施設提供

日向灘、コートニーでは共同訓練で使用合意

 日米合同委員会はこのほど、キャンプ座間、嘉手納飛行場、宮崎県沖日向灘、横須賀海軍施設、キャンプ・コートニーでの米側への施設提供、ならびに共同使用など合意した。
 キャンプ座間では、敷地南側の道路について、施設整備の完了により米側へ提供する。これは、すでに日米間で提供施設整備工事として合意されていたもの。道路2ヵ所の整備が完了したため、このほど提供施設として合意に至った。
 嘉手納飛行場では、敷地のほぼ中央の管理棟(貨物)の施設整備工事が完了したとして、米側へ提供する。こちらもすでに、日米間で提供施設整備工事について、委員会で合意されたもの。この管理棟は約5500平方メートルの施設で、門、囲障、水道、下水、鋪床、冷暖房、消火装置、電話・電力線路、昇降機などが付帯する。そのほか、自転車置き場、ゴミ置き場も整備された。

 

※図1=横須賀海軍施設で米側へ提供する施設の概略図(提供:防衛省)

※図2=日米共同方面隊指揮所演習のため、キャンプ・コートニーの一部施設を共同使用する(提供:防衛省)