★農協観光22年度決算、純損失6.8億円に圧縮

　農協関連団体の第三者割当引受で債務超過解消

　農協観光は6月27日に「第34期定時株主総会」を開催し2022年度（22年4月〜23年3月）の決算報告と23年度の事業方針について説明を行った。22年度は売上高が前期比約2.8倍増となる76億3000万円、営業利益が約1.9倍増となる25億8800万円となった。また経常損失については23億7000万円から6億6300万円に、当期純損失が16億7000万円から6億8300万円にそれぞれ圧縮した。加えて、今年2月22日の臨時株主総会において第三者割当による優先株式の発行が承認され、全国農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫、全国農協観光協会の4者による引受により3月30日をもって債務超過を解消した。

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