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ANA9月、国際線旅客数は全方面3%強増加
国内線は、自然災害の影響で旅客数7.5%減少
全日空(ANA)が発表した9月の旅客輸送実績によれば、国際線の利用率は対前年同月比1.9ポイント減少の78.5%だった。国際線の旅客数は対前年同月比3.3%増加した81万9268人となった。また、国内線の搭乗率は0.2ポイント減の71.3%、旅客数は7.5%減少した323万8279人だった。
国際線の需要を示す旅客キロ(RPK)は3.9%増加した41億8261万6千人キロ、一方の座席供給量を表す座席キロ(ASK)は1.4%増えた53億2995万3千座席キロだった。
方面別の実績では、北米/ホノルル方面の旅客数が3.7%増えた18万1065人と好調だったほか、ヨーロッパ方面、アジア/オセアニア方面いずれも前年を3%強上回る結果となった。
利用率は北米・ホノルル方面が78.1%、欧州方面は88.3%、そしてアジア・オセアニア方面は75.4%だった。
ちなみに国内線の座席キロは6.7%減少した41億8926万9千座席キロ、旅客キロは6.8%減少した29億8876万7千人キロだった。
※写真=ANAは9月旅客実績を発表した。国際線は全方面旅客数を伸ばすことに成功したが、国内線は台風や地震等自然災害によって左右される結果となった