★キプロス大使、日本人観光客誘致促進に意欲

　新型コロナやウクライナ情勢乗り越え、観光インフラ拡充

　駐日キプロス共和国大使館はこのほどメディア関係者を対象とした観光プレゼンテーションを開催した。イベントの中でハリス・モリチス大使は「キプロスについて、まずは日本の多くの人々に知ってもらうとともに、観光デスティネーションとして認識してもらえるための施策を考えていきたい」と述べ観光分野での日本マーケット開拓に強い意欲を見せた。キプロスは新型コロナウイルスのパンデミックやロシアによるウクライナ侵攻といった危機を乗り越え観光客数がコロナ前を上回る水準で推移しているという。そうした中で、同国は観光省を通じて観光インフラの拡充に乗り出すなど受け入れ体制の向上につなげる活動に注力していく方針だ。