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2023.07.04

WING

JALグループ、コンテストで共創パートナー募集

 最優秀者は半年間の活動サポート、長期間も視野

 日本航空(JAL)グループはこのほど、「JAL Wingman Project」と題したコンテスト形式による共創パートナー募集を開始した。最優秀賞に選ばれた企業は、JALのオープンイノベーション拠点である「JAL Innovation Lab」で半年間の試験的協業を実施する。さらに中長期的なパートナーとして将来の事業開発についても検討していくとした。
 JALが募集するテーマは「より良い社会を目指し、社会に価値を生む新規事業を共に生み出す」であり、非航空事業者を主として募集する。最優秀賞に選出されたパートナーは、JALが保有する多様なアセット(人・モノ・ノウハウ・場所など)を活用できるとして、JALとともに社会に価値を提供できる事業創出を目指す。
 書類提出期限である応募期間は7月31日まで。1次選考(書類)は8月上旬から中旬にかけて行うことになり、2次選考では対面の面接を8月21・22日に行う。最終選考(ピッチコンテスト)についてはJAL Innovation Labで9月13日に行う予定。協業する期間は2023年10月1日から来年3月31日までとなる。で、同期間中の実証実験など費用(最大1000万円、人件費除く)については航空券を含めJALがサポートする。また審査員賞に選ばれた企業には、国内航空券3往復分を副賞として贈呈する。
 JALグループでは、2025年までの中期経営計画のローリングプランである「ローリングプラン2023」で、ESG戦略を推進し、中長期的な成長へつなげることを目指している。「JAL Innovation Lab」では、この達成に向けて取り組んでいるところ。

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