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2023.07.14

WING

着陸時に規定よりも燃料が不足のインシデント

 JAL585便が2度の着陸復行、目的地変更で発生

 国土交通省航空局は、日本航空(JAL)が7月12日に運航した国内線で、着陸時に規定される燃料残存量が不足していたとして、重大インシデントに認定した。
 これは新千歳空港で発生したインシデントで、当初の目的地だった函館空港へ2度着陸を試みるも視界不良で着陸できず、新千歳空港へ着陸したところ燃料が規定よりも少なくなっていた。航空局では航空法施行規則第166条の4第13号の緊急の措置を講ずる必要が生じた燃料の欠乏だとして、重大インシデントに該当するとしている。