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2023.07.14

WING

ANA、7月19日から羽田第2PTB国際エリア再開

 約3年3カ月ぶり、パンデミック前わずか17日運用

 来る7月19日に、羽田空港第2ターミナル国際線エリアの運用が再開することを前にした7月13日、同エリアを利用する全日本空輸(ANA)は国際線エリアと、国内最大級のスペースを誇るラウンジを報道陣に公開した。
 羽田空港第2ターミナル国際線エリアは2020年3月25日に供用を開始したものの、新型コロナパンデミックが発生したことを受けて同年4月10日まで、わずか17日間運用して閉鎖に。以来、実に約3年3カ月ぶりに運用を再開することになった。
 ANAは7月19日から、国際線のうち羽田発ロンドン、上海虹橋、香港、台北松山(2便)の計5便を、第2ターミナルから出発させ、国際線専用の第3ターミナルと併用。順次、第2ターミナル出発便を拡大させていく方針だ。今後、旅客としてはどのターミナルから出発するのか、空港到着前に確認するなど、注意が必要だ。
 第2ターミナルの国際線施設はパンデミックで閉鎖されて以降、すっかりドラマ撮影やイベントでの活用などが定着してしまった感がある。パンデミック影響による閉鎖前の運用期間は、わずか2週間程度。まだまだほとんど旅客が利用していない、綺麗な施設がそこにはある。パンデミックが収束し、旅客需要の回復が進むなか、旅客ターミナル施設としての本来機能を、いよいよ取り戻す。

※この記事の概要
 日本最大級のANAラウンジエリア
 LIVEキッチンやバーカウンター等充実設備 など