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2018.11.07

ウイングトラベル

藤田観光3四半期、新規改修費用増で減収赤字

自然災害影響も訪日宿泊客9.3%増の140万人

 藤田観光が発表した2018年12月期の第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比2.0%減の498億1900万円、営業損失は4億7400万円(前年同期は3億2500万円の黒字)、経常損失は3億5100万円(同4億5800万円の黒字)、四半期純損失は3億7700万円(同8億2500万円の黒字)と、減収赤字だった。
 昨年開業した「箱根小涌園 天悠」(150室)や「ホテルグレイスリー京都三条 南館」(128室)が通期稼働した一方で、今年営業を終了した「箱根ホテル小涌園」、昨年運営受託契約が終了した「アジュール竹芝」の影響に加え、主に婚礼部門やレジャー部門の減収が響いた。また、既存ホテルの改修費用やホテルの新規開業費用の発生などが利益面に影響した。