WING
弾道ミサイル12日発射は新型の固体燃料方式
ICBM級の兵器実現目指す北朝鮮「容認できない」
浜田靖一防衛大臣は7月14日の閣議後会見で、北朝鮮が12日に発射した弾道ミサイルについてこれまで分析した結果について説明した。それによると今年4月に発射された「新型3段式固体燃料推進方式のICBM級と同型のミサイルと推定」されると話した。
浜田大臣は弾道ミサイルについて、一般的に液体燃料推進方式のものに比べて、固体燃料推進方式のものは保管や取扱いが容易で、即時発射などで優位だと説明し、警戒感を示した。
さらにICBM級弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対し、長射程のICBM級を兵器として「実現を追求していると見られる」と述べて、日本や地域および国際社会の平和と安全を脅かす行動だとして「断じて容認できない」と厳しい姿勢を示した。
また防衛省・自衛隊として、米国・韓国などと引き続き緊密に連携して、必要な情報の収集・分析および警戒監視に全力を挙げるとした。
※この記事の概要
北大東村レーダー配備検討、空白地埋めるため必要
海自・海保の実動訓練、継続的に実施へ など