ユナイテッド航空、10月末にロサンゼルス－成田線再開

　アジア太平洋で路線網拡充、米本土－マニラ開設や増便計画

　ユナイテッド航空は7月19日（シカゴ現地時間）、今年10月28日から、ロサンゼルス－成田線の運航を再開することを発表した。運航便数は週7往復便で、投入予定機材は787-10型機を計画する。同航空は現在、ロサンゼルス－羽田線も運航しており、成田線の運航再開により、日本路線ネットワークを強化して、旺盛な日米間の旅客流動の需要に対応する構え。
　ユナイテッド航空はその他にも、アジア太平洋地域の路線を拡充する計画を明らかにした。とりわけ注目される路線の一つが、10月29日に新規就航するサンフランシスコ－マニラ線だ。これにより、フィリピンへの太平洋横断直行便を運航する唯一の米国航空会社となるという。同社はグアムおよびパラオとマニラを結んでいるが、サンフランシスコ線を開設することで、米本土－フィリピン間の利用者利便を高める。この路線にはユナイテッド航空最大の777-300ER型機を投入し、週7往復運航する計画だ。