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2018.11.07

WING

防衛省、国家公務員採用者のうち女性割合28.8%

自衛官採用者では17年度13.8%に

 防衛省は、女性の活躍推進と働き方改革の推進に関する情報を公開した。それによると、国家公務員採用試験からの採用者として、2018年4月1日付採用者では女性の占める割合が28.8%だったことが分かった。そのうち、総合職が18.8%、大卒程度の一般職が20.7%、高卒程度の一般職が32.6%であり、防衛省専門職では過半数を占める53.8%だった。また、防大学生、医大学生、高等工科学校生徒を含め、自衛官採用者のうち女性が占める割合は、2017年度では13.8%だった。
 管理または監督の地位にある職員として、女性職員が占める割合については、今年7月時点で事務官などとして本省課室長相当職の割合が2%、地方機関課長・本省課長補佐相当職の割合が5%、本省係長相当職の割合が25.6%となった。しかし自衛官として、陸・海・空の3佐以上の割合は、2017年度末時点で3.6%に留まり、いぜん部隊を管理する女性自衛官の割合は、比較的低い水準であった。