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2023.07.27

WING

ボーイング、737MAX月産38機、787も4機に到達

 第2四半期業績、純損失1億4900万ドル

 ボーイングは7月26日(現地時間)に明らかにした2023年第2四半期(4-6月)決算のなかで、737MAXの月産レートが38機に達したことを明らかにした。さらに、787型機に関しても月産4機とし、年内の月産5機化へ向けて回復傾向にあるとした。
 ボーイングによれば、737プログラムは「2025年~2026年には月産50機体制に達する予定」とのことで、「今年も400~450機の納入を見込んでいる」という。
 一方、月産4機に増産した787プログラムは、「2023年後半には月産5機、2025年~2026年には月産10機とする計画」にあって、「今年も70~80機の納入を見込んでいる」とした。
 ボーイングが同日発表した第2四半期決算によれば、売上高は対前年同期比18%増加した197億5100万ドルだった。GAAPベースの営業損失は9900万ドル(前年同期:営業利益7億8000万ドル)で、純損失が1億4900万ドル(同:純利益1億6000万ドル)だった。
 この結果、上半期(1-6月)の業績は、売上高が前年同期比23%増加した376億7200万ドルに拡大。営業損益は2億4800万ドル(前年同期:営業損失3億8200万ドル)の損失となり、当期純損失5億7400万ドル(同:当期純損失10億8200万ドル)を計上した。

※この記事の概要
・各セグメントの業績
・防衛宇宙&安全保障部門で追加コスト発生
・好調なグローバすサービス など