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空自と仏空軍が航空記念公園でセレモニー
2国間の防衛協力進展、FOIP実現に寄与
航空自衛隊とフランス航空宇宙軍は7月28日、埼玉県所沢市の航空記念公園で日仏両国間の親睦を深める記念イベントを行った。これは新田原基地で行った共同訓練の一環で、フランス駐日大使のフィリップ・セトン大使、井野俊郎防衛副大臣、フランス航空宇宙軍のステファン・ミル参謀長、航空幕僚長の内倉浩昭空将がそろって日仏の親交を深めた。
フランス航空宇宙軍は6月25日から8月1日まで、ミッション「ペガーズ2023」として、アジア太平洋地域で航空戦力を大規模展開した。そのうち7月26日には初めて主力戦闘機のラファール2機が飛来したほか、A330MRTT空中給油機、A400M輸送機が日本へ飛来。翌27日には航空自衛隊の戦闘機などと共同訓練を行った。この目的は、インド太平洋地域で主権的権益を主張することで、地域の国々との防衛協力を強化し、相互運用性を高めること。そのうち日本とは、主要なパートナー国として、日仏間の防衛協力関係を進展させて存在感を強める。
※写真=セレモニーに参加した、左から航空幕僚長の内倉浩昭空将、井野俊郎防衛副大臣、フランス駐日大使のフィリップ・セトン大使、フランス航空宇宙軍のステファン・ミル参謀長
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