韓国ハンファ「レッドバック」、豪の次期歩兵戦闘車に

　優先交渉権者の指名獲得、独ラインメタルを撃破

　防衛装備品輸出に国を挙げて注力する韓国が、再び快挙だ。ハンファエアロスペースが、オーストラリアの次期歩兵戦闘車（IFV）に、同社の「レッドバック」を提案していたが、優先交渉権者を獲得した。
これは豪州陸軍の近代化プロジェクト「LAND 3 フェーズ2」歩兵戦闘車両の選定のなかで決まったもの。1960年代に豪州陸軍が導入した米国製の「M113」装甲兵員輸送車を置き換えることを目的としており、最終契約が締結されると、豪州陸軍は2027年後半から計129輛の「レッドバック」を順次配備することになる。

※写真＝ハンファの「レッドバック」が豪州陸軍の優先交渉権者に（提供：ハンファ）