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2023.08.01

WING

航空輸送サービス1-3月、国内旅客2373万人

 単価は0.75%増、イールドは0.27%減に

 国土交通省航空局が発表した2023年1~3月の航空輸送サービス情報は、特定本邦航空運送事業者10社による国内線の輸送人員が前年同期比86.5%増の2373万8879人で、輸送人キロが88.41%増の228億4199万人キロだった。旅客収入は87.9%増の3088億7300万円で、単価に相当する輸送人員当たりの旅客収入が0.75%増の1万300円、イールドに相当する輸送人キロ当たりでは0.27%減の13.5円となった。
 対象となったのは、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、スカイマーク(SKY)、エアドゥ(ADO)、ソラシドエア(SNJ)、スターフライヤー(SFJ)、ピーチ・アビエーション(APJ)、ジェットスター・ジャパン(JJP)、スプリング・ジャパン(SJO)の10社。
 10社の運航状況は、遅延率が前年同期よりも4.14ポイント上昇した10.71%で、各社とも前便の影響で後続の便も遅延となる機材繰りによる遅延が多く発生した。欠航率では0.65ポイント低下した1.44%になり、こちらは機材繰りのほか、天候の影響による欠航が多かった。