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2023.08.02

WING

エアアジア、旅客数は19年水準比74%まで回復

 旅客数は前期比倍増、航空機稼働率も改善進む

 

 キャピタルAが7月31日(現地時間)に発表した2023年第2四半期(4-6月)の営業成績によれば、傘下のエアアジア・グループ(エアアジア・マレーシア、エアアジア・タイ、エアアジア・インドネシア、エアアジア・フィリピン)における提供座席数が、コロナ禍前の2019年上期の73%、旅客数ベースでも74%まで回復が進んできたことを明らかにした。
 期間中の搭乗率が88%に達し、前年同期比でほぼ倍増となる1420万人の旅客を輸送。航空機の稼働も改善してきており、グループ全体で利用可能な航空機全166機のうち146機が稼働し、提供座席数は1620万席に達したことを明かした。
 同社によれば、2019年上半期の総座席数の73%、旅客数ベースでは74%まで回復が進んだという。旅行需要の力強い回復に伴い、グループの座席供給量を示すASKは前年同期比132%となる189億8900万座席キロに、旅客需要を示すRPKも前年同期比146%となる163億1200万キロを記録した。

 

※写真=エアアジア・グループも新型コロナからの回復が進む(提供:エアアジア)

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