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2023.08.07

WING

JAL・南紀白浜らの保安検査のAI利用実証にセノン参加

 日本航空(JAL)、南紀白浜エアポート、日立製作所が2022年3月から実施している「保安検査を支援する人工知能(AI)技術の実用化に向けた実証実験」に、全国で多くの空港の保安検査業務を手掛けるセノンが8月2日からセノンが合流した。
 この実証実験は主として手荷物検査のX線検査装置を活用した保安業務を対象としており、これまでの技術検証や制限品に関する最新情報や他空港での知見をAIに学習させるだけでなく、セノンの参画により、検査員の目線でより使いやすくストレスのない検査を支援するアプリケーションの実現が期待されるという。
 実証実験によりAIと検査員が協働する仕組みを構築することで、空港の保安検査業務の高度化および増加する航空需要に対して検査待ち時間を短縮し、検査員の業務量の約20%削減を目指すほか、安全・安心の継続確保と利便性の向上を両立させ、シームレスでかつストレスフリーな空の旅を実現することを目指す。

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