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2018.11.08

ウイングトラベル

阪急交通社9月旅行取扱額、災害で5%減

国内1割減、海外マイナスもトルコ好調

 阪急交通社の9月旅行総取扱額は、前年同月比5.1%減の263億3800万円となった。内訳は、海外旅行が1.1%減の146億8900万円、国内旅行が10.3%減の114億4300万円、外国人旅行が45.4%増の2億500万円。
 海外旅行、国内旅行が前年比をプラスを続けていたが、相次ぐ国内の自然災害の影響を受けてマイナスに転じた。とくに、国内旅行は1割減少した。
 方面別では、海外旅行はトルコなどの中東が2.3倍と大幅に増え、エジプト、モロッコなどのアフリカも1.5倍と5割増。オセアニア、アジアも好調に推移した。国内旅行は東北、北陸、甲信越、九州がプラスだった。外国人旅行は欧米豪市場が取り扱いを伸ばした。
 阪急阪神ビジネストラベルは総取扱額が3.8%減の40億2800万円。内訳は、海外旅行が2.7%減の37億4600万円、国内旅行が15.1%減の2億6600万円、外国人旅行が39.9%減の1400万円。
 海外旅行は台風21号による関西空港閉鎖の影響を受け、多くの企業が出張を延期、中止したために前年を下回った。ただ、インド、シンガポールは前年を上回った。国内旅行は団体旅行が低調でマイナスとなった。