2018年世界最高の空港に6年連続チャンギ空港

スカイトラックス選定、3位羽田、7位中部

　英国スカイトラックスが発表した2018年の世界の空港アワードは、シンガポール・チャンギ空港が6年連続で世界一に選ばれた。2位はインチョン空港で、羽田空港は2位から3位に下がった。7位に中部空港が昨年に続き入った。成田空港は14位から11位に上がり、関西空港は12位から13位に下がった。福岡空港は103位から100位に上がり、ベスト100に入った。

　預入手荷物、セキュリティでも日本が1位･2位

　また、世界一の空港ターミナルはロンドン・ヒースローで、5位には羽田入った。世界一の空港預入荷物デリバリーは1位関西、2位羽田、5位成田、8位中部で、日本の空港が1位、2位を独占するとともに、ベスト10に4空港が入り、日本の空港での預入手荷物の信頼度が高いことがランクに表れた。また、空港セキュリティでも成田と中部が1位、2位に選ばれた。
　さらに、世界で最もクリーンな空港では、1位に羽田、2位に中部、6位に成田が入った。世界最高の国内空港では、1位羽田、4位鹿児島、5位伊丹、8位熊本がランクインした。
　このほか、世界最高のLCCターミナルには、関西第2ターミナルと成田第3ターミナルが1位、2位に選ばれた。相対的にアジアの空港の評価が高かった。
■世界最高の空港
1シンガポール・チャンギ空港（1）
2仁川空港（3）
3羽田空港（2）
4香港空港（5）
5ハマド空港（6）
6ミュンヘン空港（4）
7中部空港（7）
8ロンドンヒースロー空港（9）
9チューリッヒ空港（8）
10フランクフルト空港（10）