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JAL繁忙期実績、国際線旅客回復で利用率85%
旅客回復7割、リゾート・台北・ソウルで顕著
日本航空(JAL)は、2023年お盆期間(8月10~20日)のグループ利用実績について、国際線の提供座席数が前年同期比40.2%増の25万5432席で、旅客数が64.4%増の21万8786人、利用率が12.7ポイント上昇した85.7%になったと発表した。コロナ禍前の19年同期と比べると提供座席数が24.6%減、旅客数が30.8%減であり、利用率が7.7ポイント低下となった。
国際線では日本を含む各国の水際規制の撤廃などで、利用率が85%と比較的高い水準になり、あらゆる方面で旅客数が前年を上回った。特にホノルル線では臨時便を2便運航する需要の増加となり、ハワイ・グアム線をはじめ、台北線、ソウル線では利用率が90%を超えた。ハワイ・グアム線では利用率が94.1%で、旅客数が68.1%増の2万3746人となった。台北線は利用率96.4%で、旅客数が352.7%増の1万2490人と、前年の4.5倍超となった。ソウル線は利用率が94.5%で、旅客数が253.6%増の1万496人。いずれも旅客数が前年を大きく上回り、需要の回復が顕著だった。
※写真=国際旅客は前年比64.4%増、国内は13%増となった
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