記事検索はこちらで→
2023.08.22

WING

航空各社の夏季繁忙期、大手国際線は7割まで需要回復

 国内需要ほぼコロナ禍前に、中堅航空で旅客19年超えも

 

 航空各社の今年度お盆期間(8月10~20日)の実績が出そろった。長らく航空業界に暗い影を落としていた新型コロナウイルスは、5月に政府が感染症法上の扱いを5類へ引き下げたため、日本人の旅行マインドが活発化し、国際線・国内線とも旅客が前年を大きく上回るなど需要が回復へ向かった。特に国際線の回復は顕著で、大手2社のうち全日本空輸(ANA)では旅客数が前年比87.4%増の23万8380人となり、19年比で22.2%減とコロナ禍前の7割近くまで回復。日本航空(JAL)では旅客数が前年比で64.4%増の21万8786人になり、19年比が30.8%でこちらも約7割まで回復。特にハワイ線などのリゾート路線や台湾・香港・ソウルといった近距離アジア路線の人気が高く前年を大幅に上回る需要となった。

 

※写真=23年度夏季繁忙期は、国際線の需要が7割程度まで回復し、国内線ではほぼコロナ禍前の水準に

お試し価格で全文公開中