エアバス、独ハンブルクにA321XLR用の新ハンガー

　エアバスは8月30日（独現地時間）、ドイツのハンブルク工場内に、A321XLR艤装作業用の新しいハンガー「H259」をオープンしたことを発表した。その面積は9,600平米。同じハンブルク工場内で製造したA321XLR後部胴体の全部品を取り付けるなど、各種艤装を施す。
　エアバスは新たな艤装作業ハンガーを開設することで、需要が旺盛なＡ320neoファミリーの応需能力を高めていく狙いだ。ちなみに、同社としては今回の新ハンガー開設に代表されるように、生産システムの近代化とデジタル化を推進することにより、A320プログラム全体の月産レートを2026年には75機まで拡大することを計画中だ。

※画像＝ハンブルク工場内に開設された新しいA321XLR艤装用ハンガー(提供：エアバス)

※この記事の概要
・「H259」ハンガーはどんな作業が？　など