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ロッキード、ルーマニアにF-16訓練センター
将来的にウクライナ人パイロットへの訓練提供も
ロッキード・マーティンは8月31日(現地時間)、ルーマニア政府およびオランダ政府と、ルーマニアに欧州F-16訓練センターを設立することで合意したことを明らかにした。
この訓練センターは、ルーマニア空軍パイロットのF-16戦闘機訓練はもちろん、いずれは戦火の渦中にあるウクライナ空軍パイロットの訓練などを担うものとみられる。
ロッキード・マーティンの統合戦闘機グループのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのO.J.サンチェス氏は「F-16は、米国、欧州、NATO、そして世界中の同盟国の21世紀の安全保障任務において重要な役割を果たし続けている」と前置きしながら、「ルーマニアに開設する欧州F-16訓練センターで、オランダとルーマニアと提携できることを誇りに思う」とコメント。「これによりルーマニア空軍パイロット向けの包括的なF-16訓練ソリューションを通じてミッションの即応性が強化されることになる」との認識を示した。
※写真=ロッキード・マーティンはルーマニアにF-16訓練センターを開設する(提供:ロッキード)
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