航空輸送統計6月、国際旅客コロナ禍前の約7割

人キロベースで国内旅客19年超、着実に回復へ

　国土交通省は本邦航空事業者による6月分の航空輸送をまとめ、国際航空の旅客輸送量が136万7000人になり、前年同月と比べると133.6％増であり、コロナ禍前の2019年同月との比較では31.4％減となった。人キロベースでは72億8794万3千人キロで、前年同月比が87.9％増、19年同月比が18.6％減であり、座席利用率は80％だった。
　国内定期航空の旅客輸送量は842万6000人となり、前年同月比では34.9％増、19年同月比では0.8％減となった。人キロベースの輸送量が79億2359万7千人キロで、前年同月比が39.1％増、19年同月比が1％増になり、座席利用率が73.8％となった。