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2023.09.12

WING

合計8隻の中国海軍艦艇が沖縄から太平洋進出

 統合幕僚監部は9月11日、沖縄県宮古島北東沖約140キロの海域で中国海軍艦艇計5隻を確認した。また沖縄県大正島北東沖約230キロの海域で計3隻を確認し、それらが合流して太平洋へ向けて航行した。
 午前8時から9時ごろには、宮古島周辺を南東方向へ進む中国艦艇を確認。ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(艦番号133および134)、ジャンカイII級フリゲート2隻(艦番号523および537)、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(艦番号139)の計5隻だった。また、午前8時ごろ大正島周辺では、南方向へ進むルーヤンII級ミサイル駆逐艦(艦番号151)、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(艦番号154)、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(艦番号137)の計3隻を確認した。
 その後計8隻は、沖縄本島と宮古島との間の海域を南東へ進み、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
 このとき警戒監視・情報収集を行ったのは、海上自衛隊第13護衛隊(佐世保)「のしろ」、第1海上補給隊(呉)「とわだ」、第46掃海隊(沖縄)「くろしま」、第5航空群(那覇)のP-3C哨戒機だった。