スターフライヤー、J.D. パワー顧客満足調査で総合1位

　J.D.パワー初の航空会社満足度調査
　
　J.D.パワージャパンが9月7日に発表した、本邦航空会社の国内線を対象にした「2023年航空会社顧客満足度調査」において、スターフライヤーが総合満足度1位を受賞した。
　J.D.パワージャパンが国内航空会社の顧客満足度調査を実施したのは今回が初めてのことで、その栄えある第1回目の調査でスタートフライヤーが頂点に輝いた。
　この調査は年に1回、直近1年以内に国内線を利用した人（18歳～74歳、回答者数：4470名）を対象に6月中旬にインターネット上で実施したもの。J.D.パワージャパンは顧客満足度の測定にあたっては、「フライトクルー（客室乗務員など）」、「機内設備・機内サービス」、「チェックイン/手荷物対応/搭乗手続き」、「予約」、「料金（航空券や各種追加料金）」という５つの満足度領域を設定。これらの各ファクターの総合満足度に対する影響度を基に、総合満足度スコアを算出した。
　同社によれば、航空会社に対する総合満足度への影響度は「フライトクルー」が27％、「機内設備・機内サービス」が22％、「チェックイン/手荷物対応/搭乗手続き」が21％、「予約」が15％、「料金」が14％となっており、「フライトクルー」の影響度が最も高い結果となったという。
　このうちスターフライヤーは、「フライトクルー」、「機内設備・機内サービス」、「チェックイン/手荷物対応/搭乗手続き」、「予約」、という４ファクターでトップの評価を受け、総合評価で第 1 位を獲得した。

※この記事の概要
・オンラインチェック利用は3～4割
　多くは自動チェックイン機利用
・遅延便発生は満足度の大幅低下要因に
　スタッフによる丁寧な情報提供で不満抑制も
・機内Wi-Fiサービスは約3割が利用
　通信速度や接続性に不満も　　　など