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ジャムコ中間決算、四半期純利益38.%増の14億円超
内装品やシート事業の生産効率化進む
ジャムコがこのほど発表した2018年度3月期中間決算によると、四半期純利益が前年同期比38.2%増加した14億3000万円となった。売上高は6.1%増加した403億5400万円、営業利益が12.9%増加した21億5200万円、経常利益が27.9%増加した23億9400万円だった。
ジャムコは今回の中間決算に、次期以降の完成工事に対する工事損失引当金23億6700万円計上したとのこと。この工事損失引当金による期間損益への影響は、当第2四半期連結会計期間において売上原価2億1700万円の減少などとなった。
ジャムコによれば、航空機内装品等製造関連においては、生産効率改善に努めると共にボーイング777X型機向けラバトリーの開発を進めた。航空機シート等製造関連においては、大手エアライン向けファースト・クラス・シートの開発を進めると共に、生産効率改善とコスト削減の取組みを展開したほか、ジャムコのスタンダード・シートの受注拡大を図った。