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2023.09.14

WING

ANA、冬ダイヤ欧州5路線は「現行維持」

 ウクライナ戦争長期化、見通し立たず

 全日本空輸(ANA)が9月13日に発表した国際線の路線・便数計画において、欧州5路線の冬ダイヤ(10月29日~24年3月30日)の運航便数を明らかにした。それによると、羽田-ロンドン、羽田-パリ、羽田-フランクフルト、羽田-ミュンヘン、そして成田-ブリュッセル線のいずれの路線においても、「現行維持」とする方針を固めた。
 ロシアによるウクライナ侵攻が長期化しており、ロシア上空を通過することができず、日欧間の運航では、飛行時間が長時間化するなど大きな影響が生じている。ANAは8月末に下期(冬ダイヤ)の国際線運航計画を発表していたものの、欧州線については検討の深掘りと調整が必要だとして、後日、あらためて発表することとしていた。