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2023.09.15

WING

三井物産、「きぼう」実験棟後継仕様検討

 JAXAから受託、スケジュールやリスク分析も

 三井物産は9月14日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募していた「民間主導の地球低軌道有人拠点事業における米国商業宇宙ステーション接続型日本モジュールの概念検討」の事業者選定において、事業者として選定されたことを発表した。また、DigitalBlastが三井物産と技術支援契約を締結し、三井物産を支援することになった。
 国際宇宙ステーション(ISS)が2030年頃に退役することが予定され、民間宇宙ステーションを含め、ポストISSの議論も進みつつある。そうしたなか三井物産は地球低軌道活動の重要性を見据え、ISS日本実験棟「きぼう」の後継機となる日本モジュールの保有・運用事業の事業化調査を実施する。