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2023.09.21

WING

海賊対処航空隊、8月の飛行時間は110時間

 中東地域の情報収集で船舶1781隻確認

 統合幕僚監部は、中東などで活動する部隊の8月実績を公表し、海賊対処のために派遣したP-3C哨戒機による航空隊の飛行回数が16回、合計で約110時間飛行したことを明かした。このとき確認した商船は1967隻になり、護衛艦や諸外国艦艇、民間商船へ情報を提供したのは49回だった。事案への対処などの事例は特段なかった。
 8月の活動によって、これまで派遣海賊対処行動航空隊が行った飛行回数は累計で3165回、飛行時間が約2万2710時間になり、確認した商船が27万6290隻で、情報提供数が1万6137回となった。