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2023.09.21

WING

釧路で航空大学校機着陸中にフェンスへ

 当初重大インシも大修理相当で航空事故認定

 国土交通省航空局は、9月7日に釧路空港誘導路で発生した重大インシデントを航空事故に改めて、引き続き事故の原因究明を急ぐ。20日時点で、機体損傷の程度が大修理を要することがわかり、航空事故として取り扱うこととなった。
 事故となったのは、航空大学校が運航するシーラスSR22(JA018C)。同機はパイロット含め4人を乗せて7日13時17分に帯広空港を離陸。釧路空港で連続離着陸訓練を行うために進入中、14時38分ごろに誘導路を横切るかたちで着陸し、フェンスに当たって停止した。死傷者はなかったが、機体の胴体右側主翼の付根部分、右主翼、主脚、前脚に損傷が見られ、調査の上で大修理を要することが分かった。