ANA、成田に第8貨物ビル新設、来年10月供用

　6カ所ある上屋を集約、ANA最大の貨物上屋に

　全日本空輸（ANA）と成田国際空港会社（NAA）は9月20日、成田空港貨物ターミナル地区に、ANA最大となる貨物上屋として、第8貨物ビルを新設することを発表した。現在6カ所に分散している貨物上屋について、2024年10月に供用する第8貨物ビルへ集約する。両社はこの第8貨物ビルの供用にあわせ、同ビルに隣接する場所に貨物ターミナル地区に直接アクセスできる貨物ゲートを新設する方針だ。
　第8貨物ビルは鉄骨構造2階建て、延べ面積約 6.1万平米、上屋面積約3.8万平米を誇る規模とする。空調設備や断熱性能の高い建材の採用することなどにより、すでに今年7月末には「ZEB Oriented」認証を取得済みとのこと。さらに、上屋の屋根には太陽光発電システムを設置して、創エネにも取り組む。