★KNT-CT、過大請求の再発防止策を公表

　米田社長「意識改革、企業風土を変える」

　KNT-CTホールディングスは9月20日、都内で記者会見し、子会社の近畿日本ツーリストが地方自治体から受託した新型コロナワクチン接種業務の過大請求に対する再発防止策を公表するとともに、現時点での過大請求の規模と返納状況、今後の受託事業の取り組みと組織再編について明らかにした。
　再発防止策は同日の取締役で決議した。米田昭正社長は「意識・業務・組織の3つの改革を実施し、その中でも人の『意識改革』が最も重要で位置づけ、2度と同じ過ちを繰り返さないように各施策の着実な実行により再発防止の徹底を図るとともに、社会からの信頼回復に向け、全経営陣、全社員が一丸となって、抜本的な企業風土の改革を断行する」と語った。

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※写真＝記者会見するKNT-CTホールディングス米田社長（中央）と小山専務（左）、近畿日本ツーリスト瓜生社長（右）

※写真＝KNT-CTホールディングス米田昭正社長