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2023.09.22

WING

内倉空幕長、F-35Aの日米共同訓練を評価

 相互運用性向上、特別なパートナーとして関係深化

 内倉浩昭航空幕僚長は9月21日の会見で、日豪のF-35Aを含め航空自衛隊の各種戦闘機が小松基地に集結した日豪共同訓練「武士道ガーディアン23」について説明し、2019年の実施時よりも空自航空機の「参加機数が約2倍になり、訓練回数も増加した」と訓練規模の拡大を示して「日豪空軍種間の相互運用性を向上することができた」ことを評価した。
 日豪共同訓練は8月23日から始まり、9月16日に集まったすべての航空機が撤収した。豪州側からは、直前に空自が行った豪州展開訓練に参加した豪州空軍のF-35A部隊が参加したほか、KC-30、C-130J、C-17が参加。また空自からはF-35Aだけでなく、F-2およびF-15など各種戦闘機や第1輸送航空隊のKC-767や、航空戦術団のF-15なども参加し、比較的規模の大きな訓練となった。