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2023.09.25

WING

自衛隊、南海トラフ想定した地域の訓練へ参加

 防衛省・自衛隊は9月30日、「令和5年度大規模地震時医療活動訓練」へ参加する。この訓練は、南海トラフ地震を想定したもので、地方公共団体が内閣府の訓練計画を受けて行う大規模地震時医療活動訓練に参加して、国内の大規模地震発生時に必要な自衛隊の統合運用能力向上を図る。
 訓練の実施場所は、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、大分県、宮崎県、熊本県(熊本空港)と、四国・九州が中心で、地域医療活動として県災害対策本部会議へ連絡幹部(LO)の派遣および地域医療搬送を行う。
 参加部隊などは統合幕僚監部の人員約4人と、陸上自衛隊から中部方面隊および西部方面隊の人員約8人、航空自衛隊からは航空総隊および航空支援集団の人員約7にんのほか、航空機1機を派遣する。