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2023.09.25

WING

国民生活センター、オンライン予約トラブル急増で注意喚起

 需要回復で昨年度は前年比2倍、今年度は7月で1125件

 国民生活センターは、オンライン旅行予約に関する相談件数が、2022年度は2021年度に比べて約2倍に急増したとして、警鐘を鳴らしている。予約した人の契約内容の確認が不十分だったことなどに起因したトラブルが増加しているとのことで、申し込みを完了する前にキャンセル等の条件や契約内容をよく確認することのほか、旅行予約サイトを利用する前にサイト運営事業者の情報を確認することなど、注意を呼び掛けた。 
 国民生活センターのまとめによれば、インターネットを介した旅行予約に関するトラブル相談件数(※消費者生活センター等からの経由相談含まない)は、コロナ禍前の2018年度には4600件、19年度には6198件にのぼったとのこと。パンデミック中の2020年度にも4742件、21年年度が2306件、そして2022年度は4488件と、旅行需要の回復に伴って再び急速な増加傾向にあることを明かした。

※この記事の概要
・増加するネット予約トラブル、今年度も増加傾向
・国民生活センターに寄せられた相談内容は?
・消費者の契約内容確認不足も など